スティーブンキングのスリラー映画「ビッグドライバー/原題:Big Driver」レビュー

スティーブンキングのスリラー映画「ビッグドライバー/原題:Big Driver」レビュー

デカいトラックに乗る大柄な男ビッグドライバーに乱暴されてしまった女の復讐劇。スティーブンキングのリベンジスリラー。

ビッグドライバー

キャリーやシャイニングで有名なアメリカのホラー小説家スティーヴン・エドウィン・キング原作「ビッグドライバーBig Driver」…その映画の内容は。。。

ビッグ・ドライバー(管理人の評価)
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ミカエル・サロモン マリア・ベロ ウィル・ハリス
主演:ミカエル・サロモン  主演:マリア・ベロ  犯人ビッグドライバー:ウィル・ハリス


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この映画は簡単に言うと所謂リベンジ系の映画です。筆者はなんの情報もなくなんとなくHuluで鑑賞しました。
途中からこの映画のコンセプトが分かりはじめたとき、「あぁ この映画も典型的なあのタイプの映画か・・・」そう思いながら最後までこの映画を見た。

筆者自身この手の映画は大好きなので、とりあずは途中で飽きることはない。いつものように晩飯を食べながらじっくりと鑑賞。。。

ただひとつはっきりと言えることは 他のこの手のタイプの映画、「アイスピッド・オン・ユア・グレイヴ」や「サベージ・キラー」に出てくるヒロインのように年齢が若く美しい女性ではないということ。

そこそこのいい年、簡単に言ってしまうと” おばさん ” のテス・ソーン… でも でも それであるがゆえにこの映画での彼女が巨漢の男に乱暴されるシーンは ” 悲壮感 ” が漂います。

暴力をうける女の痛みや苦しみが犇々と伝わってきます。「アイスピッド・・」や「サベージ・・」よりも、むしろこの「ビッグ・ドライバー」のほうが・・・。
でもそれはあくまでもそれらのシーンでの悲壮感という意味です。映画全体的な話ではありません。

田舎道で車を走らせている彼女(テス)は釘が突き出た数枚の板のを踏んでしまい車はパンクする。異変に気づいた彼女は車を止めるが… 女ひとりではどうしようもない…
タイヤ交換の経験もない 女にはこの状況ではどうすることもできない。 何度かその場をとおる車を止めようとしたが 皆無視。。

その中で唯一 この状況に気づき止まってくれたのが大男のレスター(ウィル・ハリス)だ。
つまりこの男が 最悪変態変質殺人鬼” ビッグドライバー ”だ。

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ここからこの映画の悪夢がスタートするという流れ。 

この映画「ビッグドライバー」カップルで見たら序盤の暴力シーンで気まずい雰囲気になるかもしれません。

ただ、この映画の場合、他のリベンジ系映画とは少し異なる点があります。他のリベンジ系映画でよくある流れ・・・ 自分の身に悲劇が起きた後に、 もう ” だた単に我を忘れてとにかく” 相手への復讐へと向かう ” という流れではない。
大男に乱暴され気を失い 下水道へと無残にも捨てられてしまったテスはその後息を吹き返し、目が覚める… 傷だらけで重傷を負いながら、足元がふらつきながらもなんとかその場から離れる。 しかしその後 一旦は元の普通の生活に戻る。もちろんテスが心に負った傷はそのままだが..

事件が明るみになるのを恐れたテスはこれだけの傷を負ったにも関わらず病院にもいかず、警察に被害届も出さない。

ここまでの流れは案外早く、映画序盤くらいまでで一気にここまで展開します。 

ここで私が思った事、「この映画、いったいこの後はどういう展開になるんだろう…」とういうこと。

ゲッ と思うような悲惨なシーンを見せられた後、そのまま元の生活へと戻ったテス。。

このまま一気に復讐劇がどんどん展開されいくと予想していた私は、逆にその後のストーリーがとても気になりました。

つまり。。。この後、復讐劇が始まることは容易に予測できたが、なんだかいまいちその後が想像できない。でも面白い映画の共通点というのは ” 後が気になってしょうがない ” ということ。

この点がなんだかのめり込めそうで、のりこめないが、結局後のストーリーが気になり 最後まで見てしまったという理由。

 

こんなリベンジ系映画を見たときにいつも思うように、一気に犯人の男を「叩きのめしてやれ」という感情が沸き立った。

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この手の映画の一番の見どころは形勢逆転・豪快な復讐劇だ。 映画冒頭で被害にあった女性が可哀想で仕方なく、ちょっと見るのが途中で嫌になるが それだけに復讐に燃える女が勇ましく相手の男に立ちはだかるのはほんと爽快感があります。この映画「ビッグドライバー」も同じ。

もうこの時点でヒロイン(テス)役のマリア・ベロがいい年こいたおばさんというのは関係ありません。そんなことは考える余地はない。

この映画での復讐劇がどれだけのものか、どのくらいのものなのかという点については敢えてここでは書かないが…

女性小説家という設定のテス、田舎道で偶然遭遇した巨体の男、男の正体は性異常者であり殺人鬼のレスター。 リベンジ映画で私の一番のお気に入りは「サベージ・キラー」ですが、これはまた少し違った視点で見ることができます。

ただ、正直な感想では内容そのものが、ちょっとあっさりしていているように感じます。これに更にもう一工夫欲しかったところ。なんか・・もうひとりあればもっとこの映画は面白く仕上がったのではないか?

そんな気がします。88分のこの映画、見終わった後にそこまで心に残るものはそれほどでもないが悪くはありません。

トレーラー動画をご覧ください

 

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【注意】Huluには配信期間が定められています、あなたがHuluにアクセスした時点でこのタイトルが配信中とは限りません。事前に必ずご確認ください。この記事を書いたのは2016年9月15日です。