THE BULLET ザ・バレット(原題:The Kate Logan Affair)評価・レビュー・感想。映画レビューサイト「闇へ。。」

THE BULLET ザ・バレット(原題:The Kate Logan Affair)評価・レビュー・感想。映画レビューサイト「闇へ。。」

ザ・バレット 映画

女警官が犯してしまった取り返しのつかない ” 過ち ” 密会中の男を巻き添えに逃亡を決める危ない女。ケイト「ザ・バレット」

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ザ・バレット 2010年(カナダ)
監督: ノエル・ミトラーニ  出演: アレクシス・ブレデル, ローラン・リュカ, ノエミ・ゴダン・ヴィニョー, サージ・ホード, マイク・パターソン

アレクシス・ブレデル ローラン・リュカ サージ・ホード マイク・パターソン
アレクシス・ブレデル(ケイト。ローガン) ローラン・リュカ
(べノワ)
サージ・ホード
(警官)

マイク・パターソン
(警官)

ザ・バレット管理人の評価

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 世間の批評や評価を見ると、あまりよろしくない、というか、どちらというと低下評価が炸裂している映画です。これもB級映画の部類に入っちゃうんでしょう。しかし、筆者はこの映画「ザ・バレット」は大変気に入ったのでご紹介します。自分は少し他の方と思考や映画に対する価値観が違うのでしょうか? 今回のこの「ザ・バレット」のように映画界では隅っこに追いやられているようなB級映画の中に、自分なりのヒット作を見つけることが多いです。筆者が「これは久々に大ヒットだった」と思える映画って、結構B級映画が多いです。でもそれは世間で勝手にB級映画に位置づけしているだけであって、B級映画に明確な線引きはないはずだし、こんな面白く見応えたっぷりの映画、「誰がB級なんて決めつけたんだよ」って言いたくなります。
このジャケットのイメージ、確かに典型的なB級映画のジャケットです。何度も言いますが、この映画はB級ではありません。

 警察官という仕事に赴任したばかりの、女刑事(ケイト・ローガン).. というか婦人警官です。このケイト・ローガンを演じるのが「アレクシス・ブレデル」ケイトは、ある日、街で見かけたフランス人男性を、指名手配犯と見間違えてしまい誤認逮捕しています。はい、明らかに誤認です。この身に覚えのない容疑を着せられてしまった男性はフランス人のローラン・リュカが演じる「べノワ」という男性。このべノワはとても穏やかで紳士的な役柄です。誤認逮捕してしまったことを、後悔したケイトは、そのせめてもの謝罪として、べノワを行きつけのバーへと誘う。このとき時間は限られていたが、互いに身の上話をしているうちに、ケイトはべノワに好意を抱くようになる。

 べノワには妻がいるが、それもお構いなし、二人は密会を交わすようになる。そしてある日、ふたりが宿泊しているモーテ〇で事件は起きた。起きたというか、起きてしまったという表現が正しいだろう。取り返しのつかない大事を起こしてしまった二人は、この後、逃避行を決める。もちろん「愛の逃避行」などというロマンチックなものではないですよ。つまり、この現状から逃れるには、「もうこの現場から逃げ切るしかない」

という決断です。

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ふたりは事件を起こす、このときふたりの間で何が起きたのか?

見ていると、このとき「逃げる」という行動はあまりにも無謀すぎるように感じるが、そうするしか選択肢がなかったのだろう。「足がつく」のは分かり切っているように見えるが、とにかく逃げる。二人は逃げる。

ここからがこの映画の見どころ。 でもよくよく考えてみるとべノワには逃げる理由がない。逃亡を図ったふたりには、この後大きな亀裂が走ることになる。

サスペンスやホラー映画には、絶対絶命場面で、必ず内輪揉めがはじまるが、このふたりのそれは半端ではない。   それがある意味、この映画の案外面白いところ。

別に争っているふたりを見るのは面白いとかいう話ではないが、自分自身警察官でありながら、警察に追われるという危機感のなかで、互いにどこまでも意見が食い違いながらも、逃亡生活を続けるというところにこの映画の目を離せない理由がある。

ケイトはとても綺麗で美人だし、どうみてもやさしいお姉さんだ、しかし実はジャケットのキャッチコピーにもあるように「美しくも危険な女です」それは映画を見れば分かります。

モーテ〇室内での事件。これは普通に考えたら「そんなこと間違ってもしないだろ」と思うかもしれません。自分もそう思いました。 この辺は映画によくある、全体のストーリーに旨く繋げる ” こじつけ ” の部分ですので、突っこむのはやめましょう。だってこれがなければ始まりませんから・・・

筆者は拳〇をドンパチ・ドンパチやるサスペンス物も嫌いではないですが、この「ザ・バレット」のように黙々と映画は進むが、内容が深く、自然と引き込まれるような映画が特に好きです。

なぜ、この映画評判悪いのでしょう・・・とても不思議です。

だから、ジャケットのイメージから勘違いしてほしくないのは、この映画は美しも逞しい女が、派手な刑事アクションをするという内容の映画ではまったくありません。

そのようなアクション的要素を過剰に期待して見ると、面白くないと思います。じっくりとこの考え抜かれたシナリオを鑑賞しましょう。そしたらきっと筆者の言っていることが分かるはず。

映画の中盤を経過しても、予想がつきそうでいて、予想がつかない、そんないい意味でジレンマが最後まで自分の中にしこりとして残り続けます。

最後は思いもがけない結末。後はあたなが予想してください。これは見たほうがいい。

 

映画『THE BULLET ザ・バレット』予告編

 

 

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