ヒドゥン・フェイス 映画 [原題:La cara oculta]評価・感想・レビュー

ヒドゥン・フェイス 映画 [原題:La cara oculta]評価・感想・レビュー
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ヒドゥン・フェイス
管理人の評価

ヒドゥン・フェイス』(La cara oculta)は2011年のコロンビア・スペイン合作のサスペンススリラー映画。 サスペンスやホラー、ラブロマンスとさまざまな要素を混ぜ合わせた作品である
出典:ウィキペディア

 

バーで知り合った男の家には誰かの気配。
誰もいるはずのない家なのに確かに誰かいる・・・ その小さな小さな、微かな音は洗面所の排水口から僅かに聞こえてくる。

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この映画はコロンビアとスペイン合作のサスペンス映画。お勧めの映画です。

まず題材(基本的設定)がとても良い。基本的には男女の複雑な恋愛を軸にしたものだが、女特有の嫉妬とゆうか、恋愛に対する ” 駆け引き ” とゆうか… そんな女のぐしょぐしょとしたところと同時に、最後は女の恐ろしさを実感させてくれる内容です。

自分は映画以外の言語、例えばこの映画のようなスペイン語で話されると、字幕があったとしてもなんか鑑賞しずらく思うことがあるのだが、この映画に関してはそれはあまりありませんでした。

指揮者であるアドリアン、その恋人べレン、そして横から割り込みアドリアンと恋愛関係になるファビアナ。 この3人が映画の中心になります。

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左からアドリアン、ファビアナ、ベレン

[映画冒頭] アドリアンの屋敷で起きる不可解な現象。そして聞こえる微かな音。

べレンは恋人であるアドリアンに別れの理由を告げる映像をビデオカメラで撮影していた。

そして 彼女が家から姿を消し、帰宅してきたアドリアンがそのビデオを見るところから映画はスタートします。

突然の愛する恋人が自分から去っていったとゆう悲しみに途方に暮れるアドリアン….
とある一軒のバーでヤケ酒を飲み、無理やり気を紛らわし、泣きじゃくるアドリアン。 
店員(ウェイトレス)であるファビアナは、酒場でひとり酒、更に酒を飲みながら涙を流す男が少しばかり気になっていた。
閉店間際 勘定を済ませ店の外に出るアドリアンは酔いで足が覚束ないせいもあり、店の外にいたひとりの男と肩がぶつかる。 一瞬で口論となり、このときアドリアンは先に相手の顔を殴ってしまう。 もうこのときはアルコールが入っていたせいもあるが、ほとんど自暴自棄になっていたのであろう。 相手の男もアドリアンに殴り返してきた。 地面に倒れこむアドリアンに心配げにかけよるファビアナ。

ファビアナはアドリアンのことをかなり心配している。このときアドリアンは車で来ていたが、ファビアナは運転は危ないと・・・・。

ファビアナは自分が代わりに車を運転をし、彼の家まで….? と思いきや、なぜかそれはファビアナの家に・・・  このときファビアナは既にアドリアンに好意をもっていたのだろうと.. 

次の日の朝、アドリアンは仕事の為に目が覚めると早々とファビアナの家を出て行くが….

彼女に昨日のことを一言謝ろうとアドリアンは再びバーに訪れる。 そしてこの後意気投合した二人は次第に恋に落ちていく・・

アドリアンの家に通いつめ、泊り込むようになったファビアナ。 ある朝、洗面所で歯を磨こうとするファビアナは、何か音が聞こえてくることに気づく….
どこからか.. 聞こえる.. その音は洗面台の排水口からだと思った彼女は排水口に耳を近づける・・・ 

確かに聞こえはするが、まだ半信半疑なファビアナはアドリアンにこのことを言うが… 

ここまで見ると屋敷に潜む亡霊などというお決まりのホラー映画を想像してしまうが、実はこの映画はそうではない。そこがこの映画のいいところ。

[主なストーリー] その不可解な現象と音のわけ。

コロンビアの交響楽団から誘いをうけ、アドリアンとべレンはコロンビアのある屋敷へと越してくる。。。 しかし交響楽団関連のひとりの女性と、アドリアンが浮気をしているのではないかとべレンは疑い始める…. とゆうかこのベレンは結構嫉妬深いのだと思います。

思い悩んだべレンはこの家の家主である婦人に、この悩みを打ち明けるが..

べレンの話を聞き、すっかり同情したこの婦人はべレンにある助言をし始める… その内容は..

 「私にいい考えがある…」
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恋人である 彼(アドリアン)に。「少しお灸をお灸をすえてあげるのよ、そして彼の本心を確かめるの。。」.. とゆうもの。   お灸をすえるのはいいが、どんなお灸をすえるのか? どんな???

簡単に言うと。「もう完全に嫌気が差したから私は貴方と別れてこの家を出て行く」とゆうメッセージを動画で撮影し、書置きをして姿を眩ましたように見せかける・・とゆうこと。
もちろんべレンは本当に家を出て行くつもりもないし、別れる気もない。

要は出て行ったフリをして、アドリアンが動画を見たときどんな反応をするか?どんな行動に移るのか? それを密かに観察し彼の本心を確かめるとゆうこと。

なら、どうやってその後のアドリアンの姿を観察するんだ?

この映画の最大の息苦しさ、それは隠された部屋です。

要はこの屋敷。 屋敷内部に隠し部屋がある。 それはとても重厚で且つ、外からは そこに隠し部屋があるとは到底気づかれない 隠し部屋。

その隠し部屋の鍵穴は本棚の小さな 目立たない扉。 その扉を開けると鍵穴が出てくる。

鍵を開け、中に入ると薄暗く、ほとんど何もない暗い部屋。あるのは電力の基盤と小汚いベット、腐った缶詰、古い書類や写真、その他諸々くらい。

結果的にはこの婦人の余計な助言が、映画の最大のサスペンス要素となる。
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計画を実行に移したべレンは最大のミスを犯す。 そう犯してしまいます。

恋愛の駆け引きなどとゆう小賢しいまねをしたために起きた悲劇だ。 なんとも見ていて息苦しい・・・ 相当息苦しく辛いです。 この映画は見ていてその中盤は見ていて苦しいんです。
自分がこの状況下に置かれたとき、それを想像すると吐き気すらしてきます。

だから なにが?

べレンは帰宅してきたアドリアンの車を見たとき、慌てて書置きを残し、隠し部屋へと隠れます。

だがそのときべレンはバックのポケットから隠し部屋の鍵が床下に落ちたことを気づいてはいませんでした。
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この隠し部屋は壁がとても ” 分厚く、頑丈で、しかも鍵がなければ内部から開けることは出来ない造り ”   そう 鍵を持たずに中に入ってしまったべレンは、隠し部屋の外から鍵を開けてもらわないと出てこれないのです。

更に完全防音。泣こうが叫ぼうが、蹴ろうが叩こうが、屋敷にいる人間にはまったく ” 聞こえない・分からない ” ….

マジックミラーになっているので、中からは外が見える、しかし外からは当然こちらは見えない。

このべレンが別れを決意し家を出て行ったとゆう事を信じてしまったアドリアン… 隠し部屋に閉じ込められてしまったべレンはこのアドリアンの姿を見て悲しみに暮れます。

この辺がこの映画の見ていて一番辛いところでしょうか。

突然失踪した恋人ベレン。アドリアンは警察に捜索願を出します。しかし行方のつかめないベレン、それもそのはず。ベレンはまだ家にいるのだから..

隠し部屋にある汚い洗面台からは辛うじて濁った水が出てきます。それを飲んでなんとか持ちこたえようとするべレン。 腐った缶詰はもちろん食べれるはずはない。

完全にパニック状態になってしまった。

だが、男の悲しい嵯峨とゆうか なんとゆうか、悲しみ暮れるアドリアンはひとり酒場でヤケ酒を飲んで気を紛らわそうとするが、このときひとりの女性と知り合う。。それがファビアナ。

女性はこのようなとき優しく近づく男性に気を引かれやすいとゆうが…

アドリアンはなんとこのファビアナを家に連れてきて善からぬ関係になってしまう。

この光景をマジックミラー越しに目撃してしまうべレン…      なんとも悲しい1シーンです。

閉じ込められた苦しさと、目の当たりで見てしまった愛する彼の浮気現場。

どうです、この記事の冒頭で書いた一節とここが微妙に繋がってきたはずです。

そう。洗面台の排水口から聞こえる小さな物音は、実はべレンが出していた音なんです。

数々の不可解な音と現象。それらとファビアナのやりとりが映画の中で巧妙に描かれてます。最初はこの音と家で起きる現象の正体が分からなかったファビアナは、次第にこの正体が失踪したはずのベレンの仕業だと気づき始めます。

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彼の元恋人で突然失踪し、行方不明になっているべレンだと確信した女は。。。

この映画はかなり内容が巧妙に作られており完成度が高いです。 よく考えてみるとそれは大げさな設定でもなく、単純にうっかりとしたミスで部屋から出てこれなくなったとゆうだけの話です。

しかし、日常生活で起きる些細な出来事から、場合によってはこんな死を目前にするほどの追い詰められた状況下になりうる。そういう話です。 だからこそシリアスで信憑性があり緊迫感を感じます。
非現実的なホラー映画も、もちろん面白いですが、普段そのような内容の映画ばかり見ている分、この「ヒドゥン・フェイス」のような映画はとても面白いです。

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最後にひとつ。床下に落ちた鍵は単に床に落ちたのではなく、運悪く落ちたのは、床の更に下に造られた穴。一見分からない場所です。
この映画一見価値大いに有り。

 

「ヒドゥン・フェイス」トレーラー動画をご覧ください
(最初に広告が流れます予めご了承ください)

La cara oculta – Trailer by Trailers y Estrenos

 

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