コンフィデンスマン/ある詐欺師の男 映画 [原題:The Samaritan]評価・感想・レビュー

コンフィデンスマン/ある詐欺師の男 映画 [原題:The Samaritan]評価・感想・レビュー
コンフィデンスマン ある詐欺師の男
7star_big コンフィデンスマン
ある詐欺師の男
管理人の評価

7star-2
約25年間の刑務所生活を終え 出所した男が詐欺に関わる映画。
サミュエル・L・ジャクソンの名演技が見もの。
2011年 アメリカ映画
収録時間:100分


 

刑務所を出所したばかりの孤独な男 フォーリーに忍び寄る詐欺と罠

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とても静かで地味な映画です。基本的には。
でも、その地味さがとてもいい。

とゆうか地味だがなぜかとても心にジワジワくる映画です。

拳銃片手に映っているサミュエル・ジャクソンのパッケージから想像するとド派手なアクション劇を想像してしまうかもしれないが、実際にはそれほどアクションシーンとゆうのはありません。

派手なアクションシーンもなく、ただ淡々と物語が進んでいく印象はあるが、その内容はかなり、見応えがある。
自分は刺激を ” 求める派 ” なので、あまり派手な演出がない映画や、刺激的でない映画はどちらかというと好きではないが、この映画「コンフィデンスマン」に関してはまったくもって話が別になる。

一通り映画を見終わってみるとフォーリーを演じているのがサミュエル・L・ジャクソンだから見応えがある… そのような感じもするが、一概にそうでもない。この映画はその数々のシーン ひとつひとつに大きな重みがある。

それまで点線だった一本の線が徐々に一つの線となり、次第には はっきりと太い線へとなっていくのが物語を通してよく分かる。 余計な演出もなくこれほどまでに物語に引きこんでくれる映画はそうそうない。
それは結局ストーリー構成に抜かりがない証拠だ。物語がしっかりと出来ているので最後まで一気に集中して見れる。

 完成されたストーリー・・・とゆう印象だ。

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バーで出会ったひとりの女 アイリス。この出会いこそが罠の焦点のひとつ。

親友を拳銃で射殺し 殺害。刑務所送りとなった男(フォーリー)…
約25年間もの歳月が経ち、フォーリーは出所した。

保護観察がついた彼だが。

25年ぶりのシャバは彼には冷たかった、仕事でヘマをし中々上手くいかず、徒労に暮れる彼は再び犯罪に手を染める・・・。

フォーリーが出所した後、フォーリーはある酒場(バー)でひとりの女性知り合い深い仲になる…. その女性がこの映画のヒロインであるアイリス(ルース・ネッガ)

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もっとも このフォーリーはシャバに出てまた犯罪に加わる気など到底ないのだが、フォーリーに近づき詐欺の話を持ちかけてきたある男の話に結局は応じることとなる。
しかし、この詐欺に裏があり計画的な罠が仕掛けられていた… とゆう話。

そしてこの詐欺の裏に大きく関わっていたのが ……… ??

フォーリーに詐欺を持ちかけてきたひとりの男(イーサン)。実はこの男、フォーリーが20年前に殺害した親友の息子。 このイーサンを演じるのはキャンベル・スコット

この詐欺話の裏にあった大きな罠とは、それは映画を見ていれば当然少しづつ明確になっていくが、その内容はその辺のつまらないサスペンス映画とは一味も二味も違います。

薄紙を剥ぐように露になっていくイーサンの企み。

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まずはこの映画見て損は絶対になし。 どこかフレンチブルドッグのような風貌のサミュエル・ジャクソンの渋い名演技に注目だ。彼には他の俳優にはないような独特のオーラがある。
特に映画の中で見せる彼の ” 眼力 ” とゆうか目力はかなり凄い。
彼が様々な怒りや絶望感を演じるときの表情や姿・行動はとてもいい味をだしており また いい演技をしていると思います。

言い忘れたがこの映画でマフィアのボスみたいな役を演じるのは あの「エミリー・ローズ」ムーア神父を演じているトム・ウィルキンソンです。なんかこの人、善人役も悪人役もどちらもピッタリきますね。

またヒロインのアイリスは決して美人ではないが、でも どこか阿婆擦れ女のような役を演じきっている彼女、案外いい感じなのではないですか? 親子ほどに年の差があるふたりが恋仲になる。これもこの映画の大事なキーワードです。

更生を胸に近い出所したひとりの男。しかし所詮、悪ゆう本質が備わってしまっている人間は… やはり再び犯罪に手を染めてしまうとゆう悲しい性を背負っているとゆうことを考えさせられる作品。

やはりいい意味で重くいい映画です。コレは。

ここでは書かないが、あまりにも切ないどんでん返しがこの映画にはあります。それはあまりに切ないです。 刑を終えてしまっていのだからフォーリーにはもう責める部分はない、彼の償いの日々は20年間の歳月で既に終わっているのである。

このどんでん返しは他の映画にあるような 容易に察することのできるようなどんでん返しではありません、あなたはその辺に期待して良し。 映画のオープニングからあなたはこの静寂したシーンから様々な思いを自分の胸に抱きながら見れるであろう… と。

この映画はなんか日本ではB級映画のような扱いをうけているような気もしないではないが、この映画はそのようなレベルの映画ではない。実際海外ではこの映画に対しかなり高い評価が得られている。

日本人が見ると賛否両論に成りがちの映画かもしれないが、外人はこういった映画はストレートに評価する傾向にあるように思う。

レビューの途中で ” 切ない ” と書いたが、最後はそうでもありません。

見終わった後は深い溜息と満足感でいっぱいでしょう。きっと。

「コンフィデンスマンある詐欺師の男」トレーラー動画をご覧ください

 

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