10 クローバーフィールド・レーン 映画「感想・評価・レビュー」

10 クローバーフィールド・レーン 映画「感想・評価・レビュー」
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10 クローバーフィールド・レーン
credit photo : imdb..com

10 クローバーフィールド・レーン
(原題:
10 Cloverfield Lane)
2016年 アメリカ
46点

ミシェル(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は目覚めると、自分が見ず知らずの2人の男性とシェルター内にいることに気付く。その日を境に、彼女を助けたと主張するハワード(ジョン・グッドマン)とエメット(ジョン・ギャラガー・Jr)との奇妙な共同生活がスタートする。ミシェルは、外は危険だという彼らの言葉を信じるべきかどうか悩んでいた。(引用元:YAHOO映画)

放射能・科学兵器で汚染された『10 クローバーフィールド」クローバーフィールド10番地』

ミッシェル credit photo: imdb.com

この映画の主人公である『ミッシェル』は婚約者ベンと喧嘩し、そして家を飛び出した。道路を走行中に「ミッシェル」は事故に遭います。一瞬気を失った彼女はやがて目を覚まします、しかしそこは見知らぬ家の地下室。足を負傷したミッシェルは思うように動けません。その不気味な地下室には、他の人間の人影があった。その男こそ大柄なハワード
映画がはじまり、ここから序盤での映画の流れは恐怖感こそ漂いますが、この映画は恐怖感を犇々と味わうような映画とはちょっと違います。確かに現状だけみると薄暗い地下室に監禁されている状態のミッシェル、そこへ横柄な態度であれこれ命令してくる大男はワード。この時点までのハワードはまだ何者かも分からず、いきなり何をしでかすか分からないような恐怖感をもっていることは確かです。

しかし、この映画、序盤でこそミッシェルは監禁状態でしたが、その状態は長くは続きません。
筆者はなんの前触れもなくこの映画を鑑賞しました。最初のシーンだけ見ると、これは悪だくみを抱く大男ハワードからミッシェルが決死の脱出激を図るストーリーなのかと思いながら見ていましたが、しかしそれは違いました。

ハワードがミッシェルを地下室も含めこの家(シェルター)に格納したのは、あくまでも、外は「放射能・科学兵器・あるいは何らかの有害物質」で汚染されているから..という理由からである。
少し気難しい気性という点もあるが、映画の中盤まで見ると、ハワードが取った行動は正当なものであるということがわかる。

つまり、この映画は脱出などのサスペンス映画ではない。ジャンル分けしようと思えば、自ずとそうなるかもしれませんが、そこまで「危機迫る脱出」という内容ではありません。最初距離を取っていたミッシェルとハワードは、次第にふたりの間の壁が取れ、事前と打ち解けていきます。
筆者はこの時点で完全に予想を裏切られたわけですが、それはそれでいいでしょう…

この映画のストーリーの本当の恐怖は。シェルターの中ではなくシェルターの外にあります。「放射能や科学兵器」で侵されている外部ではどんな恐ろしいことになっているのでしょう。ミッシェルとハワード、そしてシェルターの中にもうひとりいた男性エメット、この3人がほぼ打ち解けたような間柄になる中、その恐怖はシェルター内部から外部へと完全に移っています。

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シェルター内部の出来事と外部で起きている現象、それはさほど恐怖心を掻き立ててくれない。

ハワード credit photo : imdb

この映画は決してつまらなくはありません。シェルター内での恐怖もないまま、一気に映画終盤に差し掛かる映画は、筆者の胸を高鳴りを一気に上げてくれることはありませんでした。ミッシェルはハワードの静止を押切 ” シェルターからの脱出 ” を試みますが、このシーンも「脱出劇」と言えるほど大袈裟なものではありません。 ストーリー一連の流は決してつまらなくはないのですが、少し緊張感に欠ける映画でもあります。 シェルター内部での登場人物の心の移り変わり、そして新たな生き延びるという希望と共に行動計画を立てはじめるミッシェル。
確かに今覚えば、考えてみればこの部分が結構詰めが甘いというか、内容が薄いのでしょうか? つまらなくはないが、とりわけ面白いわけでもないという理由はきっとここにあります。

最後は本当に予想だにしなかったようシーンが出てきますが、しかしそれもそこに至るまでにプロセスの甘さで大きな衝撃を受けることはありません。

サラリと流したストーリーと最後の結末。でもこんな感じもある意味いい感じでもあるが..

それほどのめり込んで見るほどの映画ではないが、なんか続きの展開が気になる、だから最後まで見る。見終わると「あぁ そういうことか。やはり..」鑑賞後はある程度の満足感が得られましたが、これはやはり ” やや不干渉気味 ” とでも言ったらいいでしょうか? やはりこんな「SFサスペンス」的な映画にはもっと手に汗握るシーンが必要です。そして「先の読めない展開」更には「度肝を抜くような瞬間」それが大事です。私はそう思います。全体的にはとても分かりやすく構成もまとまっているようですが、やはりそれに加わるエッセンスがどこか足りないような気がします。

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キャスト
ミシェル
演 – メアリー・エリザベス・ウィンステッド
突然地下シェルターに閉じ込められる若い女性。服飾デザイナーを目指しているが夢はまだ叶っていない。ベンという婚約者がいるが、喧嘩してしまっている。愛酒家であることを示唆する描写がある。
ハワード
演 – ジョン・グッドマン
初老の太った大男。威圧的にシェルターを支配する。紳士的な男として尊敬され親しまれたいという欲求が強く、相手から自分を拒絶する態度をとられると激高する。
エメット
演 – ジョン・ギャラガー・Jr
シェルターに同居している青年。左腕を大怪我している。スポーツ推薦で名門大学の入学資格を得たものの、学問や教養への劣等感から怖じ気つき、その道から逃げた苦い過去を持つ。
レスリー
演 – スザンヌ・クライヤー
ハワードのシェルターに入れて欲しいと扉の外から懇願してきた女性。未確認飛行物体のびらん性毒ガスで肌がただれており、シェルターに入れてもらえぬまま納屋の中で死亡する。近所に住んでおり、エメットと同様、以前からハワードがシェルターを建設していることを知っていた。(引用元:ウィキペディア)