ザ・ウォーカー映画(原題:The Book of Eli)評価・感想・レビュー

ザ・ウォーカー映画(原題:The Book of Eli)評価・感想・レビュー

ザ・ウォーカー

デンゼル・ワシントンの渋い演技と壮大な世界観に一発でやられる映画「ザ・ウォーカー」

ザ・ウォーカー (原題:The Book of Eli)2010年 アメリカ
監督: アルバート&アレン・ヒューズ 出演:デンゼル・ワシントン, ゲイリー・オールドマン, ミラ・クニス

アルバート・ヒューズ デンゼル・ワシントン ゲイリー・オールドマン ミラ・クニス
監督
アルバート・ヒューズ
デンゼル・ワシントン
(イーライ)
ゲイリー・オールドマン
(ビリー・カーネギー)
ミラ・クニス
(ソラーラ)

ザ・ウォーカー:管理人の評価

8star_big 8star-2

この映画「ザ・ウォーカー」はとても独創的且つ幻想的な映画です。

最終戦争により国家も文明も完全に滅びてしまった世界を一冊の本を片手に只管旅をする男イーライ(デンゼル・ワシントン)

イーライは心の声(言い方を変えると神の声)に導かれ、西へ向かって歩き続ける…

「西に向かってこの本を運べ」

筆者は信仰心はあまりないというか、ほとんどないので宗教に関することはよく分からないが・・

とにかく映像美が綺麗・美しい・・そんな印象がとても残る映画だ。それは映画の冒頭ですぐに分かります。

映画内容そのものは人を殺害する生々しいシーンも多数あるが、それでいて幻想的な要素を兼ね備えている映画でもあります。つまり、崩壊してしまった世界など自分では想像するにもほとんど想像つかないし、例えをそれが映画だとはいえ、映像で見せられると それはもう幻想的で自分にとっては確実に空想の世界だ。ただ筆者はあまりに現実離れしたような特にSF映画では、映像と話しがきちんとまとまっていればそんなことはないが、中途半端なまるで子供騙しのようなSF映画を見ると一気に気が失せることがある。しかし、このザ・ウォーカーはその辺がうまく創られておりなんの気の迷いもなく物語に集中することができた。

但し強い信仰心を持ち合わせながら、自分がこの荒れ果てた大地で生き抜くためとはいえ、野良猫をボーガンで打ち抜き 食するところなんかは、少しばかり?マークが浮かぶが。。

神聖なる本を運ぶためアメリカ全土を30年間歩き続けるイーライの黙示録物語

この大切な本(聖書)を運ぶために、イーライは命をかけ、体を張って守り抜く。旅の道中ではこの本を奪おうとする輩が出てきたりするが、イーライは精悍に立ち向かい、容赦はしない。

このイーライの進むべき道を阻むものの中には独裁者のカーネギーがいた。カーネギーは自分が探し求めていた本を イーライが持っていることに気づいたのだ。

この辺のアクションシーンは豪快であり、マシェットを軽快・巧みに操り相手をブッタ斬るシーンはもう完全無敵の男にしか見えない。

これは例えるなら日本の座頭市のようだ。まるで。

世界が崩壊した後の荒涼した世界で、たったひとりでこの本(聖書)を目的の場所へと運ぶ..それは自分の使命を果たすために。

見る前は、内容がまったく想像できなかった映画でしたが、実際見たらかなりの秀作でした。

最後に:
どうでもいいですがこの邦題(ザ・ウォーカー)映画のそのまんまのなんの捻りも工夫もない邦題をなんとかしてほしかったと思うのは筆者だけだろうか?
素晴らしい映画がこの ”ちんけ” な邦題のせいで台無しである。いっそのこと原題のまま、カタカナで「ブック・オブ・イーライ」としたほうが全然よかったように思うのだが。

 

****

ザ・ウォーカー [Blu-ray]
ザ・ウォーカー [Blu-ray]

posted with amazlet at 16.09.12
角川書店 (2011-06-24)
売り上げランキング: 5,684