宇宙空間で戦う女の姿を描いたSFサスペンス映画「ゼロ・グラビティ」感想・評価・レビュー

宇宙空間で戦う女の姿を描いたSFサスペンス映画「ゼロ・グラビティ」感想・評価・レビュー

ゼロ・グラビティGravity貴方はお風呂あがりに、自宅の部屋のべランダなどに出て.. 何気なく星が散りばめられた夜空を見上げたりすることはないでしょうか..
宇宙は果てしなく広い・そして途方もなく先は続いています。宇宙飛行士でもない我々にしてみたら宇宙なんて世界は映画かテレビ番組のドキュメンタリーくらしか見る機会がない。
そんな大宇宙を舞台にしたSFサスペンス映画『ゼロ・グラビティ』
嘘くさいSF映画は、あまり好きではない筆者は ” 今日 ゼロ・グラビティ ” を鑑賞してみました。

ゼロ・グラビティ
総合評価:100点中/ 73点

SFにサスペンスの要素が上手く入り込んだゼロ・グラビティ。

 

宇宙空間に投げだされた二人.. 宇宙空間に漂う二人の姿は、一見優雅に見えて、そして心地よささえも感じてしまう。そんなとても幻想的空間を味わいながらも地球への生還を試みる主人公「ライアン・ストーン」 2013年公開のこのSF映画『ゼロ・グラビティ』は、その凝りすぎないCGと映像美がフワフワ漂う宇宙空間と同様、とても心地よいものです。 映画の基本とも言えるストーリーというものを疎かにし、派手なCG映像技術ばかりを追い求めてしまった「オブリビオン」などよりは全然マシ。また、これは個人的な意見になってしまいますが、シリアスで壮大な世界感を期待してみると思わぬしっぺ返しを食らってしまう「オデッセイ」ともまた違い、とてもいい味を出しています..  それはこの映画「ゼロ・グラビティ」のことです。

SF映画.. そこに筆者が求めるものは、自分が一生足を踏み入れることないであろう..と 思う ” 宇宙 ” という想像もつかない世界。 その想像もつかない世界へのある意味疑似体験です。 映画を通して疑似体験することは充分可能だと思っています。 だから私はいつも、SF映画の中で何か面白い映画はないだろうか.. ?  壮大な宇宙空間へ、映像と共に自分を上手く引き込んでくれるSF映画はないだろうか..? などといつも考えているわけです。

そうは言っても、どちらかというと、筆者は普段あまりSF映画は見ないほうです。それは別に嫌いというわけではないですが、基本「犯罪・ギャング・サスペンス・ホラー物」などが好きなので..

今日もいつもように夕方起床した私は、パソコンの電源を入れ、「さて、今日はとりあえず何の映画を見ようかな」..
そう思って本当になんとなく見つけたのがこの映画「ゼロ・グラビティ」だったんです。

もちろん、この映画の存在は以前から知っていました。とてもSFっぽいというか、ファンタスティックな雰囲気をバリバリ醸し出しているパッケージ。このデザインは私のはとても魅力的で好みです。

地球と宇宙、果てしなくそして途方もない空間から、地球へと帰ってくる。スペースミッションに参加した「ライアン・ストーン」と「マット・コワルスキー」そして声しか聞こえないが「シャリフ」 映画の中での登場人物はこれくらいです。  地球の上空600キロ、「ISS 緊急避難せよ」そんな緊急連絡がヒューストンの管制から二人へ告げられる。ここから物語は始まります。

アカデミー賞で数々の賞を受賞したゼロ・グラビティ、リアルな映像美。

CG技術の進歩だけが、リアル感を生み出すわけではない..ゼロ・グラビティの中で映し出されるシーンの数々はそんなことを実感できる。

ユラユラと宇宙空間を漂う二人の姿と、リアルな雰囲気をとても出している映像美..  とりあえず内容は置いておいても、こんな映像こそ私が求めていたものでした。自分が実際に宇宙に行っているかのような気分をとりあえず感じる.. この条件、これがまず先にこないとSF映画を楽しむという醍醐味はなくなってしまうような気がします。

管制から緊急避難の指令をうけた二人は、なんとかこの危機的状態から逃れようと必死になる。

この映画は、想像していた以上に全体構成がシンプルで、前述したように登場人物は基本的にこのライアンとマット二人のみです。再生時間約1時間30分、当たり前かもしれませんが、最後のエンディングを迎えるまで只管 ” 宇宙空間 ” で危機的状態に晒されてしまい無重力の中で葛藤する二人の姿で構成されています。

この単純極まりないような映画構成でも、見終わるのはあっという間です。 この映画「ゼロ・グラビティ」を、本当何気なく鑑賞した私ですが、決して途中で飽きることはありませんでした。 見終わってみると、とてもあっさりとした映画.. という印象です。決して見終えた後に心にずっしりと何かが残るような映画ではないかもしれません。でも、それはつまらないという意味ではありません。この映画は見る価値は少なからずともあります。
でも、あえて厳しい言い方をしてしまえば「少し物足りない」ような印象もあるかもしれません。(人によってはです)

やはり、この映画「ゼロ・グラビティ」の一番のキモになる分部は ” 地球への生還劇 ” というところでしょう。 前述したように、このゼロ・グラビティと同じようなテーマをもつSF映画「オデッセイ」と本作は明らかに違います。別にオデッセイがダメだと言っているわけではありませんが、オデッセイには緊張感とシリアス感というものがほとんどありません。

それは、命がけで地球へと帰る.. 帰還するということ。 それは–アマゾン熱帯雨林で盗賊に襲撃され、その後無事に生還した–とか、–山で遭難して、その後無事生還–とか、そんな次元の話ではありません。

” 宇宙空間から地上(地球)への生還 ” 。そもそもレベルが違います。 ただ、だからといってこの「ゼロ・グラビティ」の 宇宙から地球への生還劇 というもの が ” 限りなく壮絶で且つシリアスで、手に汗握り、食い入るように見入ってしまうほどのものか? それほど視聴者を映画に没頭させてしまうほどの力がこの映画にあるのか?.. と言われれば、それはそうではないかもしれません(因みに、筆者個人的にはそこまで感情移入して鑑賞した感覚はありません)

でも、この映画「ゼロ・グラビティ」は無重力という宇宙の空間の中で、緊急事態に遭遇し動揺しながらも、無事生きて地球へと戻ろうと試みるライアンの姿(表情・行動・台詞)が上手く描写されています。彼女の決死の宇宙での戦いは、ちょっとばかり感動的でドラマチックなラストシーンへと続いていきます。 多くのSF映画によくありがちな小賢しい演出などは限りなく削ぎ射落とし、分かり易くエンディングまで引っ張っていってくれるのがこの映画です。

ライアンは、宇宙船機内にあるマニュアルを取り出し、それを必死に解読する。そして地球への帰還へと挑みます。

映画終盤、ライアンは「天宮」に到着し、宇宙船「神舟」に乗りこむ..

神舟(しんしゅう、拼音Shénzhōu シェンチョウ)は、中華人民共和国が打ち上げた有人宇宙船。「神舟」は「神州 Shénzhōu」(中国の美称の1つ)と同じ音である。神舟5号によって同国初の有人軌道飛行に成功した。有人宇宙飛行に自力で成功したのは世界でもソビエト連邦、アメリカ合衆国に次ぐ3番目で、42年ぶりとなった。引用元:ja.wikipedia.org

ねたばれになってはいけないのでこれ以上は書きませんが、この映画「ゼロ・グラビティ」は、ひとりの勇敢な女宇宙飛行士 ライアン・ストーンが宇宙空間の中で孤独と戦い、そして戦いぬく姿が約1時間半に渡り描かれています。ストーリーもシンプルで分かりやすい。登場人物もふたり。
貴方がSF映画にちょっとでも興味をもっているのであれば、ここでひとつ鑑賞してみて損はないでしょう。

監督 アルフォンソ・キュアロン
脚本 アルフォンソ・キュアロン
ホナス・キュアロン

キャスト
ライアン・ストーン – サンドラ・ブロック
マット・コワルスキー – ジョージ・クルーニー
ミッション・コントロール(声のみ) – エド・ハリス
アニンガ(声のみ) – オルト・イグナチウッセン
シャリフ(声のみ) – ファルダット・シャーマ
シャトル船長(声のみ) – エイミー・ウォレン
ISS船長(声のみ) – バシャール・サヴェージ
引用元:ja.wikipedia.org/wiki

「ゼロ・グラビティ 原題:Gravity」予告編動画

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