ロスト・フロア(原題:7TH FLOOR)評価・レビュー・感想

ロスト・フロア(原題:7TH FLOOR)評価・レビュー・感想

ロスト・フロア

 

二人の我が子はどこへ・・アパート内で突然消えた二人の子供の謎に迫る。

「ロフト・フロア」2013年スペイン、アルゼンチン
監督:パチ・アメスクア  出演:リカルド・ダリン、ベレン・エダ

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セバスチャンとデリアは今離婚調停中。ある日、セバスチャンは二人の子供を学校へ送り出すために妻の高層アパートを訪れた。「さあ そろそろ学校いこうか」と子供つれてエレベターに乗ろうとするが、無邪気な二人の子供は「7階から1階まで競争だ!」と階段を走りおり始める。セバスチャンはエレベーターで1階へと降りる。当然エレベーターで降りてきた自分のほうが速いと思い込んだセバスチャンは子供たちが階段から降り来るのを待っていた。 しかしいつまで待っても降りてくる気配がない。心配になったセバスチャンは階段を上がり、2階、3階、そして次に階へと・・・ すべてに階を隈なく調べても子供たちの姿はどころか声ひとつ聞こえてこない。このとき二人の子供は突然行方不明になってしまったのだ。子供がいなくなってしまったという事態にセバスチャンは必死に子供たちの行方を探し始めるが・・・

この映画は高層アパートメントでの二人の子供失踪事件で幕を開ける。ここからその行方不明になった原因は完全に謎のベールに包まれた状態で話は続いていきます。

おそらくこの時点で大半の方は誘拐犯に誘拐でもされたのだろう… そう考えるかもしれない。確かに筆者もそう思いました。「でもそれでは映画が在り来りじゃないか?」たぶんこうも思うかもしれません。

誘拐事件をテーマした映画は腐るほどあるし、この映画も単なる ” 誘拐 ” をテーマにした映画ならこの先はあまり期待できるものではない。そう考えるしょう。

でも詳しくは書かないが、誘拐には違いかもしれないが、その後の展開(真相)はある意味予想を反しているかもしれません。曖昧な表現で申し訳ないがこう表現したほうが興味が沸くであろうと。。。

脳細胞が単純な構成で出来ている筆者はこの謎の行方不明、真相真実がさっぱり見えてこないという時点でワクワクしてくるのです。いったい何の目的があってふたりの子供を連れ去ったのか、あるは子供同士で善からぬことを企みどこかへ消えていってしまったのか?

この映画のその肝になる部分は中々事実は究明できないままでいます。さあ どうするセバスチャン。あらゆる手を尽くしても、子供たちの居場所である手がかりを掴めないでいる彼はもう項垂れるしかなかったが・・・

この映画は一見地味な印象をうけるがそんなに悪い映画ではありません。私は個人的に結構気に入りました。地味でありながらちょうどいい感じの ” ハラハラ ”感もあり、B級でも面白い映画というにはこういう映画だと思える作品です。

その思いがけない真実に「あぁ そういうことか?」と思う人もいれば、カンの言い方は映画中盤あたりで先が読めているでしょう。少なくとも最悪の事態だけは避けたいものです。

この映画は事件の真相が解明できてもそれで終わりではありません。そこから最後(エンディング)へと向かっていくのですが・・・その終わり方も実は…

地味な印象でスルーしてしまいそうな映画ほど秀作は隠れていたりするものです。どうぞこの映画お勧めです。

 

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