恐怖の洞窟ホラー映画『ディセント』6人の女性冒険家が遭遇した”身も凍る”恐怖体験。

恐怖の洞窟ホラー映画『ディセント』6人の女性冒険家が遭遇した”身も凍る”恐怖体験。

ご安心ください、このレビューにネタバレは含まれておりません。

ディセント THE DESCENT(2005年イギリス)

 総合評価:100点中/93.6点

交通事故で夫と一人娘を失ったサラ(シャウナ・マクドナルド)は、思い切って友人たちが企画した年に一度の女だけで行く冒険旅行の誘いを受けることにした。冒険マニアのリーダー、ジュノ(ナタリー・メンドーサ)が企画した今年の冒険は、アパラチア山脈のチャトゥーガ国立公園内の洞窟探検だった。ジュノの案内で森奥の巨大洞窟を訪れたサラら6人は、幻想的な風景に魅了され、さらに奥へと足を踏み入れていく。引用元:ja.wikipedia.org/wiki/ディセント_(映画)

女性6人がアパラチア山脈ノースカロライナ洞窟探検に挑む。息を飲む戦慄の恐怖、洞窟ホラー最高傑作 ディセント。

ホラー「ディセント」Credit photo : imdb.com

 娘を交通事故で亡くしたサラの為に、ジュノは洞窟探検を計画。自分達が第一発見者となるその洞窟に「サラ」という名前をつけようするが、そこには思いがけない恐怖がまっていた。逃げ場なし!叫び声はどこにも届かない!絶対絶命の洞窟ホラー映画。ニール マーシャルの実力とセンスが光るこの傑作洞窟ホラー「ディセント」息を呑むシーンの連続に鑑賞後あなたはきっと満足しているに違いない。

この映画『ディセント』は、現段階で筆者がレビューしているホラー映画の中で「第2位」の採点をつけた映画でもあります。ホラーの1位は「バイオレンスレイク」であるが、「バイレンスレイク」は完全に見る人を選ぶ映画であり、このディセントは万人ウケするホラー映画でもある。だからある意味では、このディセントは第1位と言ってもいいのかもしれません。

完璧な仕上がりの映画「ディセント」墜落を意味するこのタイトル、正に墜落寸前ギリギリの超恐怖をとことん味わえる。

review-170x70

 2005年にイギリスで製作されたこの ” ディセント ” 洋画ホラー界ではいわずと知れた快作である。しかし、その面白さとは裏腹に根っからのホラー好き、所謂ホラーマニアの間でしか案外この映画の存在を知らなかったりする。

 ホラー映画界を単純に検索すると、この「ディセント」は、案外目立った存在ではないのかもしれない。 もしあなたがこの映画の存在をそれほど知らないのであれば.. 「面白いホラー映画」あるは「おすすめの映画」という決まりきったキーワードで検索した場合、このディセントが仮に出てきても他の超人気ホラー映画の陰に身を潜めて見えるかもしれないからです。

一般的には「B級映画」の部類に属するこの映画だが、筆者の見た感覚では、この映画がなぜB級なのかが分からない。 この映画「ディセント」の ” 完成度・出来栄え ” は、突出するものがあると思う。 この映画は見る人を完全に映像(物語)の中へと引きずりこみ、且つ登場人物へ完全にどっぷりと感情移入していまいます。 真っ暗な洞窟内で繰り広げられる恐怖シーンに、背筋に寒い思いをしながらも、一気に最後のエンディングまで見てしまう.. というか、見ずにはいられない映画です。 筆者はホラー映画は数多く見てきていますが、この ” 映画ディセント ” と「バイオレンスレイク」この二つを超えるホラー映画は当分出てこないと、私は思います。

 洞窟という舞台。真っ暗闇の人ひとりがやっと通れるような限りなく狭い洞穴を、6人の冒険家女性達が次々と入っていく.. 映像からもその「息苦しさ・圧迫感」が伝わってくる。腹ばいになり先に進む女性達は、なにか起きたらその体制のまま後ずさりしながら後退するしかない。

 幻想的な内部の光景.. そこはアパラチア山脈。この誰もまだ足を踏み入れたことのない未開拓な洞窟の内部に最初に足を踏み入れたのが私達。 そんな優越感に浸りながら、洞窟の奥へ奥へと進んだ彼女達には、想像もできない恐ろしい体験が待っていた。 地下深くへロープを使いを深い洞窟へと降り立った女性達は、人間ひとりがやっと通り抜けられるような狭い穴を潜り抜けようとするが、そのとき突然「洞窟内崩落」の危機に立たされることになる。

入り口を完全に塞がれた彼女達は、もうこの時点で後には引けない。” 先に進むしかない ” という選択肢しか残されていない。ここからが、この壮絶洞窟ホラーストーリーが始まります。
そう..ここからが、想像を絶するような恐怖体験と、『地底人』との凄まじい格闘と死闘が繰り広げられるのです。

 この映画の主役でヒロインを演じるのは、サラこと(シャウナ・マクドナルド) とても細身で綺麗な女優だ。 しかしヒロインという位置づけではあるが、映画の内容を見てみるとなぜかジュノ(ナタリー・メンドーサ)のほうに感情移入してしまう人も多いのではないでしょうか? それは映画を実際に見てみると分かります。

 

ジュノ演じるナタリー・メンドーサ、彼女の存在はこの映画
「ディセント」の中で大きな意味がある。
bandicam 2016-09-05 04-45-14-411

このジュノはヒロインではありませんが、この映画の中ではサラと同時になくてはならない存在になっています。 彼女の存在は重要な位置づけです。 この映画では地底人との死闘劇もそうですが、それに絡んで ” 女同士の醜い愛憎劇 ” も微妙に絡んでいます。ここがこの映画の優秀な点でもあります。 そして物語りの中では、彼女(ジュノ)が様々な「思いと感情」を心の中で葛藤しながらも、仲間を必死に助け、そして自分も生き残ろうとする姿が犇々と伝わってきます。

 この映画「ディセント」は、後には戻れないという絶対絶命・絶望感 の恐怖感と、また「女同士の恨み・妬み」などが、微妙に絡みあいながら一つのストーリーとなり構成されています。 一見仲の良さそうな6人組。しかしその裏では複雑な因果関係があったのです。

 ホラー映画では、お決まりの絶体絶命状況での ” もめごと・いがみあい ” がありますが、この映画に関してはこの二人(サラとジュノ)の人間関係はかなり泥沼化したものです。これがただでさえ恐ろしい洞窟ホラーに拍車をかけます。

 またこのディセントでは、実際に地底人がはっきりと現れるまでかなり時間がかかります。その時点で既に映画の半分近くは終わっているでしょうか..「なら前半は、案外退屈なのか..?」と思われるかもしれませんが、それは大間違いです。

 でもこの映画の面白さは、ある意味そこにあります。 ジワジワと存在をちらつかせながらも完全には正体を現わさない..  もうすぐ出てきそうで..でも中々出てこない.. そんな状況の中で真っ暗闇の洞窟の中を、発炎筒の明かりやジッポの炎だけをたよりに、闇の中をひたすら突き進む.. どこからいきなり出てくるか分からない、ほぼ真っ暗な洞窟内は更に恐怖感を煽ります。だから、見ているこちらは恐怖感が次第にどんどん増してくるのです。

 この映画の監督:製作者は、前半の ” じらし ” の演出がとても上手いと言えます。筆者はこの前半のじらしの恐怖でやられました。この映画は、半分も見たらおおよそ傑作であることはもう理解できます。いや確信できます。 簡単に言うと半分も見たら、あなたはもうこのストーリーの虜です。この時点であなたは目を離すことは出来ないはずです。

 楽しむために来たはずの洞窟探検。それが一瞬で脱出不可能な絶体絶命な状態に陥り、更にそこには想像を絶するような化け物(クリーチャー)が現れ、容赦なく彼女達に襲いかかる。

地底人に真っ向勝負を挑む 命がけの死闘がまたみどころだ。

bandicam 2016-09-05 04-54-02-494

に引けない女達。化け物(地底人)に襲われてしまっては、地上に帰るどころか食い殺されてしまう.. 生き延びて地上へと無事戻るには、この化け物をもはや殺すしかない。 次々と現れる ” 気味の悪い地底人 ” 映画の中では怯むことなく勇敢に地底人に立ち向かっていく女達の姿が映し出されています。 確かにこの6人の女冒険家達は並みの女性とは違い、腕力も体力もあるようです。恐ろしい姿と形相の地底人と ” 互角に張りあう ” 姿もまた見物です。

 この映画では、洞窟内に突入してからは男性は一切出てこない、すべて女6人、そして地底人だけです。そこがまたいいのかもしれない。 いやそれがいんです。 私はこの映画ディセントは傑作だといったが、登場する人物の演技もなかなか良いと思います。「洞窟の中で地底人」コレだけ聞くと、どこか期待できなそうな幼稚な映画に聞こえるかもしれませんが、それは大間違いです。

 筆者はこれより先に「バイオレンスレイク」を見たが、あらゆるところでこのバイオレンスレイクの関連映画としてこの「ディセント」を頻繁に見るようになった。 バイオレンスレイクにすっかり虜になってしまっていた自分はそれならばと.. 次第にこの「ディセント」にどんどん興味が沸き、もう見ずにはいられないという衝動に駆られたのです。

 それが見てみたら大当たりでした。今現在でも、今まで見てきたホラー映画の中では1・2番を争います。これを超えるホラー映画はバイオレンス以外ないのかもしれません。

 「バイオレンスレイク」も「ディセント」も監督は違う、しかし両作品ともイギリス映画だ。イギリスのホラーはやっぱり素晴らしいと改めて思う。映画全体の流れにおいて、交通事故で最愛の娘を亡くしたサラの脳裏には、常に娘への想いが付き纏い、そしてその想いはシンクロしていきます。この映画「ディセント」には最後、劇的なエンディングが待っています。

 ここでひとつ、この完璧なホラー映画「ディセント」にあえてマイナスポイントをあげるとすれば、それは「クリーチャー」の首から下だ。あまり具体的には書きませんが、登場するクリーチャー(地底人)は顔の特殊メイクはいいですが、首から下がなんか..あんまりな感じがしないでもないです。 それはおそらく、あえてそうしたのであり、狙いだったのかもしれない。おそらくそうでしょう。なぜなら実際「特典映像のインタビューシーン」でも、ニール・マーシャルはそう語っている。 ニール・マーシャルは「首から下を人間っぽく」するのが、どうやら好きらしい.. 確かに「ドッグソルジャー」のときも同じようなことを言っていた。

 とにかく、この「ディセント/THE DISCENT」大いに見る価値があるし、ホラー映画を語るなら ” 必ず見るべき作品 ” のひとつであることは間違いない。

「ディセント」トレーラー動画をご覧ください

大のホラー映画好きの筆者が採点した評価点。そんな数々のホラー映画の中で、二番目に高い評価がこの『ディセント』
隠れたホラーの名作とは、正にこんな映画をいうものです。しかし、残念ながらこのディセントは動画配信サービス大手では配信されていません。
こんなときこそ ” 役に立つ ” のが『TSUTAYA DISCAS ツタヤ ディスカス』現在この『ディセント、ディセント2』レンタル中です(動画配信はないようです)
貴方が大のホラー好きであり、ホラー映画を語るならば ” 絶対に見るべきこの超傑作 ” DVDやブルーレイにしても既に「ディセント」は新品の流通はありません(中古のみ)ディセント2は辛うじてあるようですが、品薄になるのはもはや時間の問題。

そもそも、このディセントは2(続編)よりも、1作目です。超傑作レベルと言えるのは ” 1作目 ”

 

見たい映画が「大手動画配信サービス」では配信されていない、
だから『TSUTAYA DISCAS ツタヤディスカス』が役に立つ。

>>TSUTAYA DISCAS ツタヤ ディスカスの詳しい解説はこちら