CLOSE クローズ(原題:The Brazen Bull)評価・レビュー・感想「闇へ。。」

CLOSE クローズ(原題:The Brazen Bull)評価・レビュー・感想「闇へ。。」

CLOSE クローズ(2010年アメリカ)

監督: ダグラス・エルフォード=アージェント
キャスト:マイケル・マドセン, レイチェル・ハンター, ジェニファー・ティスデール, デイビッド・フランク・フレッチャーJr, グウェンドリン・ガーヴァー

Douglas Elford-Argent

Michael Madsen

Rachel Hunter

Jennifer Tisdale

恋人タイラーと結婚を控えているローレンは、2人で既に廃墟となっている倉庫を購入し、新たなビジネスの計画を立てていた。ふたりは購入した物件の下見にいくが…その倉庫(ビル)の中では恐ろしい惨劇が起きることになる。

スポンサーリンク スポンサーリンク

出口完全なし、完全密室のビル、果たして彼女達はこのビルから無事に生還できるか?スリラー映画「クローズ」

競売にかけられているビル。そのビルは縦に長いとても大きなビルだ。大きなビルとはいっても競売にかけられるぐらいだから、ある程度の年季は入っています。この物件自体は探している人からしたら結構いい目玉物件なのだろう…筆者は映像の中のこのデカいビルを見てそう思いました。この巨大なビルには数々のフロアが各階に存在しています。今現在は誰も使用していないので、このビルで数多くの企業がオフィスとして利用していたときは、もっと内部も通常のオフィスビルとでもいった感じだったのでしょうか?

ところで、このスリラー映画「クローズ」完全にB級扱いされている映画ですが。 確かにB級映画ですが、B級映画であっても掘り出し物の映画は数多く存在するということを、あなたは忘れてはいけません。 この映画は確かに ” 掘り出し物 ” というほど強烈に面白いわけではないが、個人的には結構いいスリラー映画だと思っています。この映画は相当前に見た映画ですが、私の頭の中にははっきりと、その物語性・各場面が映像として記憶に残っています。 とても分かりやすい映画なので記憶に残りやすいということもあるかもしれませんが、ストーリー展開の分かりやすさと同時に、その強烈な場面は脳裏に焼きつきやすいです。 他の方の意見を聞いていると散々ボロクソに言われているような感じがしないでもないが、あなたはまずそのような雑念を一度捨ててください。

誰もいるはずもないビルの中に潜む、その恐ろしい男。次々と猟奇的な行動を取り始める。

筆者は実は、B級映画の中から秀作スリラーやホラー映画を探すのが大好きです。というかこの手のジャンルの映画の場合は、必ずしも今現在話題性の高い人気映画のほうが面白いということはありません。結構前の映画、あるいは巷ではB級と呼ばれている映画でも案外いいのはあります。 その中のひとつがこの「クローズ」でしょうか。新ビジネスを計画しているタイラーとローレン、二人はそのオフィスの場所にこのビルが打ってつけだと思い、内見にやってきます。確かに誰もいないそのビルに真っ暗な内部は、とても薄暗く気持ち悪いです。二人は案内役のカルロスのと共にビルの内部へと入っていきます。 ビルの中が薄暗いのは当たりまえですが、その他にも、何かこのビルの内部の雰囲気に違和感を覚える三人は、中々奥までは入っていけません。  このときは三人ですが、ホラーやスリラー映画の場合、こんなシチュエーションのときは必ずひとり暴走する奴がいます。それがカルロスです。
あまりの薄気味悪さに、足が止まってしまっている二人はどんどんビル内部に入っていくカルロスをただ見ているだけすが、その後 事件が起きます。カルロスは何者かによって惨殺されていたのです、その光景(姿)はかなり強烈なものです、腸は完全に飛び出し、胃袋もです、顔面・体中血だらけです。 それは、かなり大袈裟な演出に見えますが.. まあそれもいいでしょう。

明らかに、このビルの中には「誰かがいるのです」
それもこの殺し方、半端ではありません。このカルロス惨殺に恐怖を感じた他の女達は、このビルから後ずさりをし始めますが、それも束の間・・このビル内の出口という出口は何者かに ” 完全封鎖 ” されることになります。完全密室のビル。 犯人はこのビルの競売問題に絡み、深い恨みをもっている男です。その恨みの理由は、物語が進んでいく中で次第に明らかになっていきます。

スポンサーリンク スポンサーリンク

影に隠れた映画のなかにも、見応えがある映画があったりしますそれがスリラー映画「クローズ」

この犯人の男は相当な恨みをもっています。極悪非道な犯人役を演じるのは「マイケル・マドセン」あなたも他の映画では何度も彼の顔を見ていてると思います。彼(マイケル)は、こんな超極悪人がよく似合う男です。この映画での彼の顔は本当に ” 恐ろしい形相 ” をしています。彼の顔は真っ黒です、真っ黒とは言っても、それは日に焼けた黒さではありません。どこか煤だらけような灰を被ったような彼の顔は、もはや人間の顔ではないような気さえします。

彼は、ビルの出口から、そして非常口まで、完全にロックをかける。中にいる女達はもちろん鍵など持っていません。なんとか脱出を試みようとはするが、とても無理です。数十回まではあるであろうと思われるこのビルの階段を必死にあがりながら、彼女達は必死に脱出経路を探し回ります。

だからと言って、このマイケルは彼女達を追い廻したりはしません、かとって突然襲いかかってくるわけでもありません。彼の恨みは ” じわりじわり ” です。おそらく競売上のトラブルで長い間苦しんだのでしょう。すぐに何かをやらかすわけではない彼は、このフロアが無数にあるビルの一室からモニター越しに脅してきます。モニターには彼の形相が映し出され、マイクを通じて彼の地獄のそこから聞こえてくるような低い声が聞こえてきます。 彼に悪役演技が凄いです、見ていると演技ではなく本当の悪人に見えてしょうがないのが不思議です。

この男が、モニター越しから彼女達に話すことは、それはあまりに暴力的な内容であり、脅迫です。どう考えても受け入れることが出来るはずもないような要求をしてきます。しかし彼女達はまだ死にたくありません。 しかしその願いも叶わず犠牲者がまだでます。

そしてこの映画「クローズ」は強烈なスプラッターシーンはないが、結構そのバイオレンスシーンは凄まじいです。別にこの映画はビルの中をこの男が追ってくるわけでもないし、明らかに殺意を持って襲ってくるわけでもない。この男は常になぜか冷静だ、冷酷だし冷静だ、が、しかしこの男は、はっきりとした明確な恨みを抱えていることは、映画の中で自分で言っています。

この映画はB級だが、残酷という意味の描写は強烈なほうだと思います。スプラッターとまではいかないかもしれませんが、そのシーンはかなりストレートに描写されています。あなたがもし彼女といっしょにこの映画を見たのなら、あなたの彼女はきっと下を向いてしまうでしょう。

舞台はビルの中だけだが、この映画は途中で飽きることはない。ビルという広い空間の中で、どこにいるのか、どの階にその殺人〇鬼は存在しているのか?

しばらくはその恐怖に慄くことになります。不動産絡みの恨みで、ここまで人を傷つけるのか・・・とにかくこの映画「ひまつぶし」でも見ても、それはもう有意義なひまつぶしの時間を過ごすことだろう。

スリラー映画「クローズ」

スポンサーリンク スポンサーリンク