スパイダーマン 映画「原題:Spider-Man」 評価・感想、理屈なしで面白い鉄板スーパーヒーローアクション。

スパイダーマン 映画「原題:Spider-Man」 評価・感想、理屈なしで面白い鉄板スーパーヒーローアクション。
Spider-Man スパイダーマン

スパイダーマン
(原題:Spider-Man)2002年 アメリカ
86点

両親を早くに亡くし、伯父夫妻に育てられたピーター・パーカー。ミッドタウン高校に通う彼は、科学好きで人一倍オクテ。隣に住む幼なじみのメリー・ジェーン・ワトソン(MJ)にもなかなか思いを告げられず、学校でも酷いイジメを受ける、悶々とした毎日を送っていた。ある日、ピーターは社会見学でコロンビア大学の研究室を訪れ、そこで遺伝子改良を施された「スーパースパイダー」に噛まれてしまう。激しい悪寒に襲われるピーターだったが、翌朝目覚めるとその体には驚異的な視力と体力が備わっていた。さらには手首からクモの糸が飛び出し、手のひらから生えた細い毛により指先だけで壁をよじ登れるようになっていた。引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/

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スーパーヒーローアクション映画大ヒット作
『スパイダーマン』

スパイダーマン

2002年作、サム・ライム監督が制作した『スパイダーマン三部作』そのすべてが興行的成功を収めたその1作目にあたる作品。 ひとりのオタクの少年が、あることがきっかけで「スーパースパイダー」なる特殊なクモに噛まれた。そのことが原因で彼(ピーター)は、特殊な ” 身体能力と視力 ” を持つようになる。 そして自らが ” 人間離れ ” した『スパイダーマン』となり、悪に立ち向かい、壮絶な格闘劇を広げる。
今から相当昔の作品だが、今見ても古さはほとんど感じられなく、一気にエンディングまで引っ張りこむアクションストーリーはとても魅力的です。収録時間は121分。

世界大ヒットを記録したアクション映画『スパイダーマン』の魅力。

北米においては、公開1週目で興行収入1億ドルを達成したこの『スパイダーマン』、この映画は本当に面白い映画なのか.. そん々疑心をもちながら見ても、121分のアクションストーリーは物語りのプロセスを踏んでいくうちに、そんな疑心の余地など簡単に打ち砕いてくれます。

一気にエンディングまで引き込んでくれるストーリー、それは内容の面白さもそうですが、違う側面から言うと、実に「そつが無く」と出来ていると言っていい。無駄を完全に削ぎ落したアクション映画…こう聞いていまいちピンとこないかもしれませんが、筆者が常々言う言葉 ” CG技術を使い派手なアクションシーンばかり先攻して、肝心のストーリーが「御座なりになる」になってしまってること。最近のアクション映画には、本当このような映画が多いです。少々言葉は悪いですが、そんな映画はアクション映画ファンを舐めているとしか言いようがない。
しかしこの「スパイダーマン」に関しては、そのような印象は一切見受けられませんでした。この「スパイダーマン」を見ているとCGやVFXなどの
技術が進化した現在のアクション映画と見比べると、確かにその点ではかなり劣ると思うが、所詮そんなところは映画の面白さにさほど影響しないという ” 本当の意味 ” でのアクション映画の面白さを味わえる作品でもある。

蜘蛛男になったヒーロー「スパイダーマン」を理屈抜きで楽しむ爽快感。

また、筆者はアクション映画は大好きですが、正直言うとこのスパイダーマンのような「スーパーヒーロー物」は正直少々苦手な部分もあります。現実から遠くかけ離れた「超人スーパーヒーロー」..それは確かに夢のある話かもしれませんが、完璧に「現実主義者」である筆者はどうしても、そこに極端に造りこまれた世界を感じてしまい感情移入できない感があったりもします。 「自分の人生観と折り合わせながら物語りを味あうのがいい」.. つまりこんな現実社会を超越した物語りは、実際には絶対にありえない、現実逃避した世界に魅力を感じない。 しかし、これはあくまでも筆者の個人的感覚です。そんなことを言ってしまえば元も子もないので..

しかし、そんな筆者の偏った考え方を見事にクリアーにしてくれたこの映画「スパイダーマン」
私はこの映画を見終わって、充分に満足感を得た自分がいました。

流石にここまで超有名なアクション映画となると、否定すべき点はあまり見当たらない。そんな印象です。

『スパイダーマン』で主人公「ピーター・パーカー」を演じる俳優 ” トビー・マグワイア ”

Tobey Maguire トビー・マグワイア Credit photo :imdb.com

普段から肉体的にも精神的にも強い人間、そんなアスリートのようなまた強靭のような精神をもった人間…そんな人間がある日突然「超人」となり化する。それでは面白くありません.. 実際そのような映画の大半は「強い人間」へと変身・変身する前、それは弱い人間(キャラクター)である場合が多いです。

この「スパイダーマン」の主人公「ピーター・パーカー」も然りで、物語では、グズで鈍間で冴えない青年でした。 この映画の序盤では、遺伝子改良が施されたクモに刺されることにより、逞しく生まれ変わったピーターが、今まで自分の事を馬鹿にしてきた連中を1パンチでふっ飛ばすシーンがあります。最強の肉体を手に入れた人間が虐めっ子を見返すシーンはとても爽快感があります。

『大いなる力には、大いなる責任が伴う』愛する叔父が残したこの言葉を信じて悪に立ち向かうピーター・パーカー。

私は今まで弱かった人間が強くなり、馬鹿にしてきた相手をぶちのめすような「形勢逆転劇」が大好きですが、この映画の中の「スパイダーマン/ピーター」の ” 本当の使命 ” はそこではありません。彼の本当に使命は ” 悪人に立ち向かい、弱き人間の命救う ” すべてはそこにあります。

この映画を見ていると、主人公「ピーター・パーカー」はスパイダーマンになる以前から ” 正義感に溢れる青年 ” だったようには描かれていません。 彼はクモに刺された翌日、鏡に映る自分のムキムキに盛り上がった筋肉を見て、驚き、喜び、そしてナルシストのように鏡の前でポーズを決めます。更に彼は、自分の手首から ” 蜘蛛の巣の糸を放つ能力 ” をも身につけたことに気づきます。

自由自在に手首から蜘蛛の巣をあらゆる箇所へと放ち、自由自在に空中を飛び回り、そしてジャンプする。超越したスーパー能力を手に入れた彼。彼はこのとき、自分がこの人間離れした ” 桁違いの能力を生かす使命 ” のようなものを感じたはずです。 この映画のキャッチコピー『運命を受け入れろ、大いなる責任が伴う』この言葉にも、彼が超人能力を手に入れたときに感じた想いと決意が反映されています。やがて彼はこの能力を生かし、勇敢に悪に立ち向かい、戦い抜いていきます。

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『スパイダーマン』でヒロイン「メリー・ジェーン・ワトソン」役を演じる ” キルスティン・ダンスト ”

Kirsten Caroline Dunst キルスティン・ダンスト
Credit photo : imdb.com

この映画には、一部「ラブロマンス」的な要素も少し取り入れられています。それはピーターが密かに恋心を抱く隣人で幼馴染の「メリー・ジェーン・ワトソンキルスティン・ダンスト」との関係です。
ピーターは、彼女に対し強い恋愛感情を抱いていましたが、不器用な彼は中々その想い彼女に伝えれずにいました。 超人スーパー能力を手に入れ、誰にも負けないスパイダーマンになった後でもそれは変わりません。
スーパーヒーローになっても、好意を抱く相手に自分の想いを上手く伝えることができない不器用なままのスパイダーマン。スーパーヒーローになってもそんな人間らしさが、しっかりと残されているところが、この映画の憎いところです。

スパイダーマンの逞しいパワーの根源はメリーにあったのかもしれません。 

ピーターと彼女(メリー)との関係は、この映画ではそこまで重要なポイントとなっていないかもしれませんが、メインテーマの「ヒーローと悪との闘い」に旨い具合に織り込まれてます。
悪と壮絶な戦いを繰り広げならメリーに対する熱い想い、それは壮絶なアクションストーリーと最後の結末まで同時進行していきますが、それはこの2時間の映画をより ” 魅力的に且つ飽きさせることなく見切れる効果 ” を発揮しています。 つまりは、映画の尺が約2時間あるこの「スパイダーマン」..
当然のことながら、バックグランドストーリーが必要なはずです。
この映画のバックグラウンドストーリーを一口で言い表すなら、それはピーターが叔父やメリーに対する深い愛情や想いです。ピーターが勇敢に悪に立ち向かう理由の根源のひとつにそれらがあるからです。

この映画でのスーパーマンの活躍シーンは、何も悪との闘いばかりではありません、それは愛する叔父の命を奪った強盗犯に復讐であったり、火災現場に取り残された赤ちゃんを救出するシーンであったり、メリーを守るシーンであったりします。
次々と目まぐるしく起こる事件や事故は少々無理やりっぽい感じがしないでもないですが、その辺は許容範囲でしょう。この映画にはそのような突っこむはもはや不要です。

著者:GEN

アクション映画の原点を振り返ることができる「スパイダーマン」

この映画は余計な小細工なく直球ストレートアクション映画です。貴方がもし私のようにマーベルコミックの映画化された作品に少しでも疑問があった場合、それでもこの映画が見るべきしょう。見れば少しは固定概念が変わります。それはこの映画が大人気映画「スパイダーマン」が往年のアクション映画であり「スーパーヒーロー映画」の原点にあるように筆者が感じるからです。最近の外しまくりのアクション映画が多々ある中で、こんな昔の人気作を思い起こし、そしてどこからか引っ張り出してきて見て見るのも、ある意味楽しいひと時であり、古い年代の映画の魅力を感じる瞬間でもあります。
この映画にあれやこれやと理屈は必要ない、子供でも大人でも充分に楽しめる映画です。

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『スパイダーマン』トレーラー動画

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