ジェニファー・ローレンス主演「ハンガー・ゲーム」(原題:The Hunger Games)評価・レビュー・感想

ジェニファー・ローレンス主演「ハンガー・ゲーム」(原題:The Hunger Games)評価・レビュー・感想

ハンガー・ゲーム

 

ハンガー・ゲーム 2012年(アメリカ)
監督:ゲイリー・ロス。出演:ジェニファー・ローレンス, ジョシュ・ハッチャーソン, リアム・ヘムズワース, ウディ・ハレルソン, レニー・クラヴィッツ 

ゲイリー・ロス bandicam-2016-09-27-06-06-12-572 ピータ・メラーク ウィロウ・シールズ
監督:
ゲイリー・ロス
ジェニファー・ローレンス(カットニス・エヴァディーン) ジョシュ・ハッチャーソン
(ピータ・メラーク)
ウィロウ・シールズ
(プリムローズ・エヴァディーン)

ハンガー・ゲーム:管理人の評価

2star_big 2star-2

review-170x70

パネムという独裁国家と化した近未来アメリカで、選ばれた男女(12歳~18歳)24人が選出され、互いに殺しあい、優勝を競うという内容。最後に生き残った者には巨額の賞金が渡される。

「ハンガー・ゲーム」とは、つまり殺人サバイバルゲームだった。殺人サバイバルはいいが、その設定からして、しょっぱなから肩透かし。

 この競いあう24人の若者は、当然生死をかけて戦っているのだから、それはそれは真剣だが。これを面白可笑しく鑑賞しているのは、アメリカという国を独裁している地位の高い人間達である。この人達にとっては簡単に言ってしまうとお金をかけて競馬実況を楽しんでいるのと、さほど変わらないのではないか?

  映画では、お金はかけていなかったようだが、楽しんでいる感覚はアメリカのリアリティ番組や、もっと極端に言うと、それこそ競馬や競艇とほとんど同じである。つまり。こちらは映画というエンターテイメントを楽しんでいるのであって、その見ている内容(物語)が更にエンターテイメントになっているようなものだ。

 生死をかけるもなにも、それを面白がって見ているお偉い方々がいるのだから・・・しかも近未来かなんか知らないが、まるでコスプレでもしているような、変な紫色のカツラ(自毛?)を被ったおっさんや、ふざけたつけ髭をつけているおっさん、お偉いさん達は皆こぞってこれからハロウィンパーティでもするんですか?といういで立ち。 映画だから別にそれはそれでいいのだが、結局ここで真剣殺しあいがただの、ふざけたゲームに見えてしまう。見えるとはいっても本題がハンガー・ゲームなのだから、ゲームで結構なのかもしれないが、まずゲームという時点で本当の殺し合いではない思う。だってゲームなのだから。

[ad#kiji_midstream]

 これでは子供がおもちゃの弓矢やナイフを持って、サバイバルごっこしているのとなんら変わらない。早い話、殺しあいの ”ショー ”を見せられても、なにもピンとくるものがないのである。この映画「ハンガー・ゲーム」はアクション映画という位置づけだろうから、筆者自身殺人とか、そんな要素を得に期待していたわけではないが、中身を開けてみると「殺すか・殺されるか」それが明確な基本となり、この映画の軸となっている。その点については、自分の予想にはあまりない部分だったが、それならば「殺るか・殺られるか」これがこのハンガー・ゲームという映画の最大にキーポイントだ。

 サスペンスやスリラー、またアクション映画には、それはつきものであって、また重要な要素です。であるかにして、そんなの映画の本質的面白さは。日常生活からくる突発的事故や事件、仲間の裏切りや、妬み、恨み、恋愛感情の縺れであったり、仕事がらみだったりもあるでしょう。
つまり、現実生活から生まれてくるストーリーのアイデアだからこそ生きてくるのであって、今の現代にはない近未来をテーマにしているなら、森の中でただ単に、数人の男女が弓矢をもって相手に狙いを定めているだけでは。まったくもって映画として充分な物語を作り上げているとは言えない。

 せっかくの近未来なのなら、もっと思い切って近未来的な要素を織り交ぜたほうがいいし、そうでないなら、森の中での戦いをもっと壮絶に荒々しいものにしたほうがいい。
途中で中途半端にモンスターような獣が登場してくるシーンもあるが、近未来もそれだけである。

どっちつかずこの映画「ハンガー・ゲーム」は映画としてのみどころは、まったくもって訪れることはありませんでした。

ピーターという男性と共に力を合わせて戦い抜くところはいいと思うし、途中でルーという少女と出会い、力を合わせあうというところも鉄板な展開だが、それもいい。

しかし、この映画の”戦い・死闘” とう部分がいまいちな内容で終わってしまっているので、これはもうどうにもこうにもしようがない。

アメリカでは大ヒットを記録した映画らしいので鑑賞してみたが、予想は裏切られた結果になってしまった。 

 
[ad#kiji_botttom]